以下の解説文は本編を見てからご覧ください

匠の書について
もしかしたら これがここにアップする最後の作品かもしれません
とにかく「ハドック」を除けば 一番全国的に知名度があります(雑誌に受賞結果が載ったから)

黄金カプセルの時もそうですが 受賞したときは
「これが受賞するの!?」って感じでしたね(受賞を知らされた時に描いてる作品の方が自信がある)

そもそもこの作品は 漫画大学校に「笑金」という 笑える作品なら
受賞してもしなくても 一万円もらえると言う制度が出来て それに目がくらんで描いたものです
僕自身は完全に「バトルマンガのパロディギャグ」として描いてました
普通のギャグも結構ちりばめてますが
(つーかギャグでなかったらあんなオチにしません(苦笑))
墨を出して「勝負!!」とか ああいうノリは大好きなので 気持ちよく描けました

ただパロディとはいえ バトルシーンはかなり気合を入れて 構図にも凝ったつもりです
ここでの経験が以後の作品の構図作りに役立っているので ある意味ターニングポイントと言えます
車田正美先生や伊東岳彦先生の作品(リューナイトのみですが)を見て
アクションシーンに有効なコマ割りを描こうと 試行錯誤しました
なぜここまで気合を入れたかと言うと


「ギャグマンガなのにバトルがカッコいいってイケてない?」

という浅い考えからなんですが
これが前述のような成長をもたらすと同時に僕を悩ませることになります
どうやら編集部側は完全に「ストーリーマンガ」と認識したらしいのです

そもそも応募要項に「ストーリーマンガは32ページ、ギャグマンガは16ページ前後」とありますが
実際はページ数より内容で判断されるようです だもんでページ数はプロになるまで
あまり気にしなくていいのかもしれません
ここ見てる方には有名だと思いますが 第58回新コミで児童部門大賞をとった「赤きエンザ」は
45ページありましたし
この作品の受賞で「こういうパロディっぽいギャグも子供は理解できるんだ!」と
勘違いした僕はその後しばらく泥沼にはまります
例えばゲームセンターあらしなんて今見るとギャグとしか思えないほど熱血してますが
(今見返せば そういう概念を超越した熱さを感じますが)
コロコロはそれが「本気」として通用する雑誌なのです(まあ笑う子もいるでしょうが)
「ギャグみたい」ではあるけど「ギャグ」ではないというか

少年誌ならともかく あそこまで派手なバトルしてたら 本気で
ギャグ大目のストーリーマンガと解釈されても仕方ありません

そういうわけで いろいろ苦しんだ点や至らない点もありますが
この後ハドックでも褒められる「大マジメにバカをやる」と言う点と
アクションシーンがそれなりに描けるようになった点
何より銀賞という結果を貰えた事は 自分にとって本当に大きいです

最後におまけとして雑誌に掲載された部分と 添削表を載せようと思います
これ
あと 絵日記にも書きましたが 何故か雑誌に載ったページが返却されてないので
本編の扉絵と3ページ目は新しく描き下ろしてます
トーンをケチってるのでゴージャス感は無いですが
絵自体はレベルアップしてるはずなので それでご勘弁ください
未熟度★★★結果★★★★★勘違い★★★★★

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